無名がかわいすぎて生きるのがつらい。『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』が最高すぎた件。Amazon Prime&Netflix民は今すぐ観るべし!!

5月10よりついに公開された中編劇場アニメーション『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』。早速観ました!素晴らしい!3年待った甲斐がありました!!
『カバネリ』シリーズについてよく知らないという方は過去記事をどうぞ↓
今回はカバネリ大好きマン・アニまちが『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』の見どころを極力ネタバレなしで語ります!
圧倒的映像美
TVシリーズからそうでしたがキャラクターも背景もめちゃくちゃ綺麗。美樹本氏がデザインした美麗なキャラ達がこんなにイキイキと表現されているのは驚きです。表情が艶っぽいんですよね。アップになったときとか凄いですよ。そして今作の舞台となった海門の景観も本当に美しい。描き込み・作り込みが半端じゃないです。
OP映像ラストで日本列島が赤く燃えているカットがくるのですが、この演出が震えるほどかっこいい。劇中で日ノ本と言うのも粋ですよね。
スピード感溢れるアクション
動くのなんの。 アクションシーンはTVシリーズよりスケールアップしているのでは。WIT STUDIOは今Season 3やってる『進撃の巨人』もそうですがとにかく動きますね。そして滑らか。作画どうなってんだろ。
中でも無名のアクロバティックなバトルシーンはどれも派手でスピード感があって非常に見応えがあります。生駒は武器がやや地味ですが叫び声でカバー。畠中さん喉だいじょうぶ?
澤野弘之&EGOISTによる音楽
そして物語を盛り上げる澤野弘之氏の劇伴。『ギルティクラウン』や『進撃の巨人』で証明された通り、彼と荒木哲郎監督の相性は抜群ですよね。この手のシリアス路線のアクションものの劇伴をやらせたら澤野弘之氏の右に出るものはいません。今回も圧倒的な存在感を放っていました。「ninelie」は何度聴いても素晴らしい。神曲。
そして本作の主題歌を担当したのEGOISTの新曲『咲かせや咲かせ』。ワンコーラスですが以下で聴けます↓
尺八と三味線のイントロが印象的な踊れる純和風ソング。こういう発注があったのでしょう、『カバネリ』の世界観というか時代背景にだいぶ寄せてきましたね。歌舞伎の掛け声みたなのまで聴こえます。ちゃんと無名たちが劇中で踊っていても違和感がない仕上がり。ryoさんは何でも出来ますね。天才。
無名がかわいすぎて生きているのがつらい
ここはあんまり語るとネタバレになっちゃうので多くは語れませんが、生駒と無名のくすぐったい関係は見ててついにやけてしまいます。何も言わずに観てくれ。初期の頃と比べると無名はだいぶ角が取れましたね。まさか『カバネリ』でラブコメの波動を感じるとは。最高かよ。
巣刈×侑那もいいんだよなあ。
まとめ:マジで面白いから今すぐ観るべし
映像作品として非常にクオリティが高く、アニメファンのみならず普段アニメを見ない層も十分楽しめます。むしろそういう人たちにこそ観てほしいですね。これ観たら一発でファンになるんじゃないかな。脚本に関しては敵役をもうちょい掘り下げてほしかった気もしますが、尺の問題もあるし仕方ないですかね。
半年前にリリースされたアプリ『甲鉄城のカバネリ -乱- 始まる軌跡』も悪くないのですが、僕たち『カバネリ』ファンが求めていたのはまさにコレ。生駒や無名をはじめとする甲鉄城の面々の活躍が見れて大満足。とても濃密な80分間でした。作品制作に関わってくださったアニメーターや声優の皆様、本当にありがとうございました。3月のPV公開から膨らみまくった期待を超える完成度でめちゃくちゃ面白かったです!劇場は2週間限定公開ですので気になってる方は今すぐお近くの映画館へGO!家派の人はAmazon Prime&Netflixで何回でも観れるよ!
気は早いですが『海門決戦』後の物語を描く2期待ってます!!ありますよね!?
©カバネリ製作委員会
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