最終話直前!火星の歴史に名を刻む“奇跡の7分間”へ『キャロル&チューズデイ』第23話「Don’t Stop Believin’」
- 2019.10.02
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物語もいよいよ大詰め。
ケイティ再登場
グラミーで倒れてしまったアンジェラ。一命は取り留めたものの、薬の過剰摂取でまだ予断を許さない状態です。しかしケイティ・キムラの再登場は嬉しいですね。ダリアを喪ったアンジェラをしっかりとサポートしてほしい。

ケイティはダリアの葬儀も取り仕切っていて本当に偉い。有能マネージャーですよね。しかしタオはまだ来ないのか…
兄スペンサーはついにウェザープラント爆破テロがジェリーの仕業だという証拠を得る。だがここにきて実の母をいきなり告発することに躊躇いを見せる。母に最期のチャンスをくれないか、と。非情になりきれないスペンサーをカイルが説得するが…
火星を一つに
C&Tの要望で『キャロチュー』のおっさんたちが彼女らの家に集う。かなりオールスターな顔ぶれです。ここにスキップいたらさらに濃い面子になってましが彼もエゼキエルのように逮捕されてしまいました。

ヴァレリーによる表現の規制・取り締まりが進むなか、C&Tは火星中のミュージシャンを集め一つの曲を歌おうと提案。みんなでそんな風潮に負けない自由な歌を歌って世界中に配信したいと。
アーティガンの「理想が語れなくなったらそいつはただの奴隷だ」のセリフがカッコよかったですね。
C&Tはじまりの場所である火星移民メモリアルホールで1月1日に開催決定。移民の象徴で、火星を代表するハコでもあるのでおあつらえ向きですね。各々が“奇跡の7分間”実現に向けて動き出す。言い出しっぺのC&Tは作曲を担当。今度はクリスマスだけではなく火星中のミュージシャンが納得する曲を作らなければなりません。ハードル高い。
アンジェラの歌う理由
C&Tはアンジェラのお見舞いへ。どうしても彼女に今度のライブに参加してほしいC&Tですが今の状態だと難しそう。
意識が安定してきたアンジェラだがもう歌えないと零す。誰も自分を必要としていない、誰も自分を好きじゃない。ひとりぼっちになってしまったアンジェラはもう歌うことが苦しくなってしまったようです。
眠ったままのデズモンドさんの元へもC&Tからのオファーが届く。彼の神秘的な歌をもう一度聴きたいですね。
インターギャラクティックへの大規模ハッキングを終えたタオが向かう先は…


「…嘘…なんでいるの…タオ…!」
先週に続き今回もアンジェラの曲に乗せて特殊エンド。泣きの入ったエモーショナルなバラードです。
最後にはついにタオがアンジェラの元へ。遅いよタオ!大変だったんだからね!タオの存在がアンジェラのもう一度歌う理由になったら素敵ですね。
次回はついに最終回。笑っても泣いても最後の『キャロチュー』の“奇跡の7分間”、しっかりと見届けたいと思います。
今週のチューズデイ

今度の大型イベントで歌う火星中のミュージシャン誰もが納得する曲を用意しろと言われたときの2人。ガスの言う「どでかいアンセム」は無事完成するのか。
©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会