[Album Review] Ghost Notes / Kan Sano

[Album Review] Ghost Notes / Kan Sano

他の追随を許さない圧倒的名盤の誕生。

アニソン全く関係ないけどSpotifyで一聴して僕の好みどストライクだったので早速レビューを。Kan Sanoは兵庫出身、バークリー音大卒のキーボーディスト / トラックメーカー / プロデューサー。本日5月22日に待望の4thアルバム、『Ghost Notes』がリリースされました。

冒頭の3曲ほど聴いて浮かんだ感想は、あれKan Sanoってこんなにネオソウル / ヒップホップ寄りというかグルーヴ重視だったっけ?もうちょっとジャズテイストの濃いアーティストだと思ってましたので驚きです。この路線も素晴らしい。

ホーンを多用しているからか往年のソウルクエリアンズを想起させるサウンドに仕上がってますね。これは凄い。ロイ・ハーグローヴかよ。ここにKan Sanoが奏でるジャジーな鍵盤Electro要素が加わることによりただのリバイバルに終始しないのがいいですね。

ローズ・ピアノの音色はもちろん、ハイハットの乾いた音がめちゃくちゃ気持ちいいなんでこんな良い音するの

このレベルのファンクネスを出せる日本人はほかにいないのではないでしょうか。参加ミュージシャンがわかるクレジットが見たいですね。まさか全部ひとりでやってませんよね

本記事を書いているうちに全曲聴き終わりましたが、紛れもない名盤です。ファンキーなボーカル曲とジャジーなインスト曲のバランスが良くて聴きやすい。非常に密度の濃いアルバムです。邦楽では2019年のベスト・アルバムになるでしょう。というか本作『Ghost Notes』を超える作品は今後数年は日本の音楽界から出ないのではと思わせる凄まじい完成度です。

まずはリードシングルのM3. “Stars In Your Eyes”だけでも聴いてほしいですね。

ハイセンスで感度の高いそこのあなたに。

©℗origami PRODUCTIONS

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追記:なんとorigami PRODUCTIONSさんから返信頂きました。

いやマジですか。ということは『Ghost Notes』は作詞作曲ボーカルはもちろん各楽器の演奏やそのアレンジも全部ひとりでやってるってことですよね。どうなってんだKan Sano凄すぎるでしょう。日本では前人未到の境地にいますね。世界的に有名なフランスのマルチミュージシャンFKJをも超えたんじゃないでしょうか。

origami PRODUCTIONSさん、ご回答ありがとうございました。