[Song Review] ninelie / Aimer with chelly (EGOIST)『甲鉄城のカバネリ』ED【甲鉄城のカバネリ 海門決戦 公開記念】

[Song Review] ninelie / Aimer with chelly (EGOIST)『甲鉄城のカバネリ』ED【甲鉄城のカバネリ 海門決戦 公開記念】

みなさんはもう観ましたか。劇場アニメーション『 甲鉄城のカバネリ 海門決戦』を。どのくらい素晴らしかったのかは以下の記事を参考にどうぞ(極力ネタバレなし)↓

今回は劇場版カバネリ公開を記念して、2016年にノイタミナ枠で放送されたTVシリーズ『甲鉄城のカバネリ』ED「ninelie」のレビューを書きます。

まずAimer with chelly澤野弘之氏が手掛けるという夢のようなコラボに注目ですよね。豪華すぎる。澤野弘之氏は数々の歌モノや劇伴含め数々の名曲をアニソン界でプロデュースしてますが「ninelie」は未だに彼の最高傑作だと思ってます。

劇場版『海門決戦』でも要所要所で使われましたね。以下で試聴できます↓

Aimer with chelly (EGOIST) 『ninelie』(Short Ver.)

まず特筆すべきはピアノループ。突き抜けて気持ちいいですね。曲を通してほぼずっと同じフレーズが流れているのですが、4分強繰り返していて全くクドさを感じません。むしろ聴いていて非常に心地良い。凄くないですか。1小節の中で2回繰り返すフレーズを延々とループし続けてるんですよ。澤野弘之氏の卓越したソングライティング&アレンジセンスに脱帽です。J-POPだったりアニソンではまずやらない手法だと思います。

起承転結のある流麗なメロディラインにも注目。静謐なAメロBメロに力強いサビとスキがありません。一度しか出てこない大サビ前のブリッジも曲のクライマックスへの起爆剤として効いてますね。歌詞は「君の夢が横で外れても 僕は歌い橋を架けよう」やアウトロの”Don’t be afraid, daybreak has come”が印象的です。

そしてAimerchelly、アニソン界でも異彩を放つ2人の実力派シンガーが魅せるボーカルワークも素晴らしい。アニソンに造詣の深いみなさんならもちろん聴き分けられますよね?Bメロ後半で2人がハモってるとこが至高。音数が減って2人のハモリを存分に堪能できますよ。

さらにED映像も抜群に曲にマッチしています。前述したループするピアノフレーズは留まることを知らない川の流れのよう。水面をなぞる花びらをバックに美麗な美樹本絵が浮かび上がる演出にシビれます。映像・音楽ともにあまりにも美しいので毎回EDをスキップできずに見入ってしまう。

サウンド、アレンジ、メロディ、ボーカル、映像 ― すべての要素が高次元で混じり合った語り継ぐべき名曲です。生みの親の澤野弘之氏に敬礼。

©Sony Music Entertainment (Japan) Inc.
©カバネリ製作委員会