Thundercat、Flying Lotusとの共作で歌う!豪華すぎるフェス開幕!!『キャロル&チューズデイ』第6話感想

Thundercat、Flying Lotusとの共作で歌う!豪華すぎるフェス開幕!!『キャロル&チューズデイ』第6話感想

どれだけ凄いことをやっているのか日本のアニメファンは理解しているのだろうか?世界的に有名なミュージシャンズ・ミュージシャンが満を持して『キャロチュー』に出演しました。Flying LotusThundercatですよ。

サイドニアフェス出演!?

やはり5話感想で書いた通り電話の主はフェスを仕切るヘフナーからで、内容は火星で最も規模の大きい音楽の祭典・サイドニアフェス出演の依頼でしたね。あくまで補欠ですが。

フロントマンがアルコール漬けで出演が危ういスーパーお騒がせバンド、「Omega」がダメだったときの保険として白羽の矢が立ったキャロル&チューズデイ。しかもメインステージです。形はどうあれ10人の観客からいきなり10万人の観客の前でパフォーマンスですよ。振れ幅でかい。フェスはなんと初ライブの翌日です。展開はやっ

大丈夫かなこの子たち…

早速フェス開幕!Thundercat、Flying Lotusとの共作で歌う!

会場入りしたキャロル&チューズデイがアーティガンから逃げるためとっさに入ったのは高い音楽性を持つ孤高の強面ミュージシャン・スキップの控え室でした。ぶっきらぼうな物言いですが2人のことはロディの動画で知っていたらしく、ありがたいアドバイスを残してステージへ。どうやら彼女たちの将来性に期待しているようですね。

スキップのライブシーンの楽曲はFlying LotusThundercatの共作「unrequited love」。曲提供だけかと思ってましたのでまさか歌うとは…!スキップがイントロで6弦ベースを弾きまくる姿はまんまThundercatでした。これには本人も納得ではないでしょうか。指の動きも完全トレース。すげえ…

ゴツい見た目に反して甘い声してます。

Flying Lotusはあのコルトレーンの血を受け継ぐ超大物ミュージシャン。ヒップホップ、ジャズ、エレクトロを融合させた変幻自在のエクスペリメンタルなサウンドはリスナーを別世界へと誘います。どこかSF的で宇宙的な音像が火星が舞台の本作との相性は抜群。ThundercatはFlying Lotusの弟分のような存在で、マルチな才能を持つベーシストです。今回紛れもない本物が『キャロチュー』に参加してくれました。全世界どこの音楽ファンに見せても通用する作品になりましたね。音楽への熱量が半端じゃない。

公式Twitterから今週の音楽シーン↓

FlyLoの変態性は薄れ、Thundercat色がより強く出た「unrequited love」。歌モノでメロディを重視する本作のテーマに沿った楽曲になっています。ワンコーラスだけじゃなくてもっと聴かせてほしい。7月のボーカルアルバムまで待つしかないのか。

キャロル&チューズデイ、10万人の観客の前で演奏開始も…

Omegaは会場入りするも、Vo.ヨシュアがドラッグの影響でまともな状態ではない。 彼の「カブトムシが来るっ!」は笑いましたね。キマりすぎ。ロディが語っていたヨシュアのお騒がせエピソードは往年のロックスターの破天荒ぶりを想起させますね。ホテル破壊はもはや定番。流石にもう今こういうめちゃくちゃやるヤツらは減ってきましたかね。

そんなこんなで補欠の『キャロル&チューズデイ』がステージに立つことに。Omegaではなく、よくわからない少女2人の登場に困惑するフェス民。ヤジを飛ばされモノを投げつけられながらも懸命に演奏する2人。アルコールで吹っ切れたチューズデイと違い、キャロルは辛そう。暴走するチューズデイになんとか息を合わせます。あのコインランドリーの歌ですね。原曲からテンポが上がったりピッチがずれたりどもったりと初心者感がきちんと演出されています。歌もこのフェス用に録ってますね。

ブーイングの嵐。フェスの洗礼を受ける。

1曲目も終わらないうちに観客お待ちかねのOmegaが降臨。ゴリゴリのメタルでした。お役御免のキャロル&チューズデイはひっそりとステージを去る。

ステージ裏で意気消沈の二人の目の前に現れたのは憧れのクリスタルさん。火星No.1ディーバが二人の健闘を称え、ハグまでしてくれました。よかったね! なんて優しいんだクリスタルさん。名実ともに火星を代表する歌姫は懐も深い。

クリスタルさんも歌う!

そしてフェスのトリはもちろんそのクリスタルさん。セリフは坂本真綾さんですが歌声は英国のシンガーLauren Dysonさん。作編曲のEvan Bogartさんは調べるとビヨンセやらマドンナに曲を提供してる大物コンポーザーのようですね。クリスタルさんの「Unbreakable」もメロウなR&Bでしたもんね。エレピがおしゃれ。未来のテクノロジーを駆使した黄金に輝く鳥が会場に舞う演出が幻想的で綺麗でした。スキップとの関係を音楽で匂わすのもいいですよね。クリスタルさんの美しい歌声の余韻そのままTo Be Continuedでフェードアウト。そのまま「Unbreakable」流してクレジット表記のみの特殊EDでもよかったかなと思います。

妖艶な雰囲気を纏う歌姫クリスタルさん。スキップとなにがあったの!?

Life is A Carnival

タイトルの「Life is A Carnival」はThe Bandの曲ですね。60s’後半から70s’に活躍したカナダのルーツロックバンドです。お祭りフェス回にふさわしいタイトル。

てか6話どれだけ豪華なんだ。渡辺監督の求心力にはただただ驚かされます。最近出たFlying Lotusの新曲「More」のMVも渡辺監督が手掛けました。コメント欄で本人が渡辺監督を称賛していますね。仲良いなあ。今度出るFlyLoの新作アルバム『Flamagra』も要チェックですね。

マグリットのシュルレアリスムを彷彿とさせるMVはこちら↓舞台が火星っぽい。

Flying Lotus – More (feat. Anderson .Paak) [Official Video]

Anderson .Paakのフロウはやっぱり存在感ありますね。この流れで彼も『キャロチュー』でラップやってくれないかな。グラミー賞を獲得した2016年リリースの『Malib』はめちゃくちゃ聴きましたね。素晴らしいアルバムなのでソウルフルなアーバン・ヒップホップ好きな方は是非。

最近アニソンブログやっててアニソンばかり聴いていましたので、今回の話数で洋楽のカッコよさを再確認できました。海外のフェスに参加したような貴重な体験をさせていただき感謝。

火星のトップアーティストたちとは対照的に、キャロル&チューズデイのパフォーマンスは散々なものでした。しかし憧れのクリスタルさんには彼女たちの歌声は届いたことは大きな救いです。ここ(サイドニアフェス)に必ず帰ってくると誓う2人に期待しましょう。アバンでガスが毎話言っている「奇跡の7分間」のパフォーマンスも気になりますね。1クール目のラストに持ってきそうです。

おまけ:今週のチューズデイ

舞台袖で本番前に水と間違えてアルコールをあおるチューズデイ。緊張も吹き飛びステージへ殴り込み!そう言えば今回からキャロルはチューズデイをチューと呼んでいましたね。細かいですが、二人の絆が日に日に強くなっていくのを感じられる変化です。

©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会