攻めに攻めた問題作!文芸部JKたちの性に翻弄される姿を描く『荒ぶる季節の乙女どもよ。』1話感想 ※ネタバレあり

攻めに攻めた問題作!文芸部JKたちの性に翻弄される姿を描く『荒ぶる季節の乙女どもよ。』1話感想 ※ネタバレあり

やばいでしょこれは。エグい。突き抜けてる。物語の性質上今回の記事は性的な表現を多々含むので苦手な人はここでストップ。

いよいよ放送開始の夏アニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』は文系JKたちが性に翻弄される様について描かれた異色の作品。原作の岡田麻里さんがアニメの脚本を担当。彼女の書く青春モノにハズレなし。『あの花』『ここさけ』『キズナイーバー』を観た人ならわかりますよね。僕は全部好きです。

さて問題の『荒乙』ですが、第1話を観たところ非リア充の文芸部女子高生たちが性に振り回される話です。きっかけは「死ぬ前にしたいこと」で沸いた部内でミステリアス美女・菅原新菜の放った一言「セックス」でした。ここから文学少女たちの性に翻弄される日々が始まることになります。

もともと僕のはこの『荒乙』で描かれているように文学少女って性に興味深々なイメージがあるので妙に納得というかリアリティがあります。地味そうにみえて実はエロい妄想をしている、あると思います。頭良い子のほうがエロいみたいな。

主人公の小野寺和紗はいたって平凡で特徴がないのが特徴みたいな子なのですが、どうやらイケメン幼馴染の典元泉が気になっている様子。小さい頃はかわいいくて弟分だった彼も中学から背が伸び始め今や学校のモテ男。和紗は中学時代に幼馴染の身分を僻んだ女子たちから陰口を叩かれたのが高校生になってもトラウマになっていて、今は関係がぎくしゃく。

そんな中、新菜のあの一言で卑猥な妄想で頭がいっぱいになってしまった和紗。ある晩母親に頼まれ夕飯のおすそ分けを隣に住む泉の家へ行くと返事がない。しかし音が聞こえてくるため留守ではないと判断し勝手に侵入。まあ幼馴染ですからお互いの家はこれまで何度も行き来しているのでしょう。2階へ上がって泉の部屋を開いた和紗が見た光景はなんと…

コレ。アニメ観てない人はこれだけだと一見わからないかもしれないので一応説明すると、イケメンモテ男の幼馴染・泉くんがAV見ながらオ〇ニーしてます。しかもよく見ると電車痴漢モノでシコってます。泉くんの鉄道好きという設定をフルに生かしてきましたね。うーん、芸が細かい。さらにCDラジカセからかかる曲はブルーハーツの「TRAIN-TRAIN」。さすがにこれにはめっちゃ笑いました。

あまりの光景にフリーズする和紗を前に泉くんが放った第一声は、「よう、暑いな今日も」「また夕食のおかず持ってきてくれたのか」。痛い、痛すぎる。この間PCから喘ぎ声がダダ洩れ。いくら暑いからって下半身まるだしは厳しい。まあでも親がいない家で男子高校生がオナっているのを誰が責められたであろうか。この世界の誰にも彼を責める権利はないはずなのだ。しかしTRAIN-TRAINを聴きながら痴漢モノでオ〇るって泉くんなかなか上級者だな。彼の鉄道への愛は本物である。

ようやく状況を理解した和紗は泉の家を飛び出して夜の街へと駆けて行く。目に入るものすべてが性的に見える、そんな夜になりました。嗚呼、性春の日々よ…

怒涛の第1話でした。ここまで性に振り切ってるのは痛快。深夜アニメじゃきゃ絶対に放送できない。文学部の5人がそれぞれキャラが立ってていいですね。絵のタッチも良い。ちなみに今のところお気に入りキャラはコミカルで見ていて面白い曾根崎部長です。潔癖すぎるのは性への人一倍強い興味関心の裏返しですよね。

最後になりますが、幼馴染の女子にオナ〇ー現場を見られるという痛恨のミスを犯してしまった泉くんのメンタルが心配です。今後の人生が傾くダメージを負ってしまった可能性まである。全国の荒ぶる乙女たちは男子高校生の部屋を開ける前は必ずノックしようね。

© 岡田麿里・絵本奈央・講談社/荒乙製作委員会