[Song Review] Parole / sajou no hana『とある科学の一方通行』ED

[Song Review] Parole / sajou no hana『とある科学の一方通行』ED

どうもみなさんこんにちは。禁書シリーズは見てないが推しは御坂美琴のアニまちです。最強のツンデレヒロインとして長年上位に君臨してますよね。さて、夏アニメ『とある科学の一方通行』EDテーマ「Parole」を渡辺翔率いるsajou no hanaが歌ってたんですね。Spotifyの「おすすめニューリリース」にあってようやく気が付きました。

まずは公式MVをどうぞ↓

【sajou no hana】「Parole」(TVアニメ「とある科学の一方通行」エンディングテーマ)

めちゃくちゃカッコよくないですか。しかし今回は渡辺翔さんいつもにも増してテクニカルな曲作りましたね。

バンドサウンドを全面に押し出しつつEDMライクなデジタルアプローチも交えたsajou no hanaらしいモダンでハイブリッドな楽曲です。「メモセピア」と並ぶバンド随一のハードなロックナンバーでライブでやったら盛り上がること間違いなし。

ピコピコシンセとサンプリングボイスで展開されるイントロからのAメロバックで暴れるワルそうなギターが最高です。続くBメロが2個あるのは斬新ですね。音が凪のように止んだり細かくリズムに変化をつけることによって曲にメリハリがついてます。曲がいい具合に予想の斜め上に進行して面白い。

一曲の中に静と動が混在する独特の世界観は圧巻。おそらく通しでずっとエレキギターが歪んで鳴り響いていたら聴き疲れするし、サビの堰を切ったような爆発力はなかったはず。ハイスピードで刻むハットのキレが半端ない。あとボーカルが止むサビ中間で前に出るギターがエモくないですか。キタニタツヤのぐりぐりうごめくベースも存在感を放ってます。3分半と比較的短めの曲にもかかわらず楽器それぞれ埋もれずに見せ場があって非常に聴き応えがあります。

「Parole」ではバンドの紅一点・sanaのボーカルも堪能できますね。緻密に構築されたサウンドスケープはもちろん、彼女のミステリアスで刹那的な歌声はsajou no hanaのキモ。ハイからロー、ファルセットまでピッチが乱高下するハードな曲で相当難しいことやってると思いますが、全く無理してる感がなく上手に歌い上げています。繊細でいて力強いボーカルワークについ聴き惚れてしまう。ここにきて自信や余裕のようなものさえ感じ取れます。

本当によくこんな曲書けるなあ。2019年8月現在、sajou no hana史上一番カッコいいと思います。さすがはアニソン界のコンポーザー新ビッグ6を背負って立つ渡辺翔さん、凄まじいセンスです。これだからアニソンはやめられない。

©Warner Bros. Japan