[Anime Meets J-POP] Swallowtail Butterfly ~あいのうた~ / ユキ (CV:花澤香菜)『消滅都市』ED1

[Anime Meets J-POP] Swallowtail Butterfly ~あいのうた~ / ユキ (CV:花澤香菜)『消滅都市』ED1

最近アニメで昔のJ-POPの名曲をカバーするの流行ってますよね。今やってる『からかい上手の高木さん2』でもEDで高木さんが往年の名曲をカバーしています。このAnime Meets J-POPは原曲を知らない若い世代にもアニメを通してJ-POPの名曲を紹介していくコーナーになります。

さて、20代後半以降の方ならおそらくご存知「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」といえばChara主演の岩井俊二映画「スワロウテイル」の主題歌として1996年に発表された曲。同映画に登場する架空のバンドYEN TOWN BANDのシングルとしてリリース、実際のオリコンチャート1位を獲得しています。「やさしい気持ち」と並ぶCharaの代表曲ですね。マジ鳥肌モノの名曲ですのでこのカバーは嬉しいですね。しかもシンガーは声優界きってのエンジェルボイスの持ち主花澤香菜さんです。

作詞は岩井俊二/Chara/小林武史、作編曲に小林武史。個人的にプロデューサーとしての小林武史の最高傑作のひとつだと思っています。この曲の彼は神がかってる。1996年リリースですし完全に全盛期ですよね。イントロの重厚な弦楽器と暖かみのあるメロウなシンセから溢れ出る名曲の匂い、 静寂な浮遊感を演出するAメロのオンコード、 それに乗るCharaのウィスパーボイス、徐々に厚みが出るリズム隊、儚げなメロディ、サビの解放感、裏で響くストリングスとエレキギター-全てが絶妙なバランスで聴いていてとても心地良い。特にサビのドラマチックなストリングスアレンジは本当に素晴らしくて、Charaのボーカルを引き立てるだけに止まらないとてつもない存在感を放っています。全体的に音数が少なめでそれぞれ楽器の音の輪郭がはっきりしていますね。

J-POPが到達しうるひとつの完成形だと思います。 無駄が一切ない。今原曲を聴き直してますが、これまでもそうだったように今後何十年先も語り継がれる名曲であることに疑いの余地はありません。なにか品格というかオーラのようなものさえ感じます。

この「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」を我らが花澤香菜さんがカバー。花澤香菜さんもどちらかというとウィスパー系の歌い方なので曲にめちゃくちゃマッチしてます。非常に原曲に忠実なアレンジです。あのサビのストリングスはクラシックギターの音色で再現していますね。イントロもアコースティックギターになっています。こっちのアレンジも全然アリですね。『消滅都市』は見ていなかったので今回も例によってSpotifyのおすすめに助けられました。感謝。

©Wright Flyer Studios / 消滅都市製作委員会
℗PONY CANYON INC.