17才 – ハルカトミユキ 『色づく世界の明日から』OP

17才 – ハルカトミユキ 『色づく世界の明日から』OP

2018年秋に放送されたP.A.Works制作の王道青春アニメ『色づく世界の明日から』。このアニメめちゃくちゃ良かったですよね。何が良かったかと言うと全部良かったのですが特に終わり方が秀逸でした。見せすぎない、余白のあるエンディングで僕はとても好きです。神アニメの部類ではないでしょうか。

その神アニメのオープニングを飾ったのはフォークユニット・ハルカトミユキの「17才」。まず出だしのコーラスからして良いです。つい口ずさみたくなりますよね。曲の印象はイントロで大方決まりますので入りがいい曲はその後も良く聴こえるものです。楽曲構成としてはアニソンには珍しくアコギ主体の非常にシンプルなものですが、サビへの盛り上がりに向けて静かに加速していくメロディに耳を奪われます。サビでリズム隊が加わり、一気に空が晴れ渡るような(歌詞を拝借するなら”虹がかかる“ような)解放感に包まれ、終わりまで駈け抜けていく―そんなイメージの曲です。いい意味で深夜アニメらしからぬ爽やかな曲ですね。

そしてOP絵も圧倒的に良かったですね。曲が良く聴こえるのは映像も良いから。本編もそうですが、劇場版クオリティの作画です。P.A.Worksはもともと作画が安定しているスタジオですが、岡田麻里初監督作の傑作アニメ映画『さよ朝』を経て完全に覚醒した感があります。

ハルカトミユキ 『17才』(『色づく世界の明日から』OP ver.)

美術素晴らしくないですか?目の肥えたアニメオタクの皆さんなら蛇口が見えた時点で神作画神美術だと瞬時に理解できたはずです。メインキャラをデザインした絵師フライさんもとてもかわいらしくて魅力的な絵を描きますね。またアニメ作品のキャラデザを担当していただきたいです。

絵、脚本、演出、美術、キャラクター、声優、そして音楽。すべて高いレベルで纏まった完成されたアニメーション作品でした。アニオリってのもいいね。P.A.Worksさんありがとう。『色づく』は深夜じゃなくて夕方とかに放送したほうが話題になった気がするのですが、だめなんでしょうか。

なんだかまた一から観直したくなってきました。そしてやなぎなぎさんのエンディングも良かったので、11話の神回についてもそのうち書きたいですね。まだ『色づく』観てない人はアマゾンプライムビデオで観れるよ!

© 色づく世界の明日から製作委員会
© harukatomiyuki