眞己の家庭の事情を知った柊真の漢気爆発!『星合の空』第5話

眞己の家庭の事情を知った柊真の漢気爆発!『星合の空』第5話

ラケットを折ってしまったという眞己に違和感を覚えた柊真は彼を理由を訊く。お前はラケットを壊すような馬鹿じゃない、何があった。

眞己が初めて柊真に心の内をさらけ出す印象的なシーン。教室の色合いが素晴らしくないですか。 眞己の口から語られる自身の境遇は極めてシリアスで悲しい内容なのですが、全体的に緑のトーンで統一されていて暖かみがあります。沈黙や放課後の喧噪など音の使い方も上手い。ここをそのままコンクリート打ちの更衣室でやらなかったのは正解だと思います。

親父に壊された-ついに眞己は抱えているものを打ち明ける。小さいころからよく殴られていて父親を前にすると足がすくんでしまう眞己。離婚して引っ越してからも度々押しかけて眞己を殴り金を持っていくクズ父親です。今度も明日までに金を用意しておけとラケットを折られた際に命令されています。家に金の余裕はないので母親には言いたくない。黙って新しいラケットを差し出す柊真。

部活を早めに切り上げた眞己&柊真。柊真はATMで金を用意し、眞己の父親を迎え撃つ。

怯える眞己の前に立ち万札を眞己親父へ投げつける柊真。あんたは父親なんかじゃない。これ以上眞己を苦しめるなら俺がお前を殺す。お前みたいなクズはこの世から消えたほうがいいに決まってる。

ちょっと過激だけどよく言った柊真。眞己も守られているだけではなく、柊真のために親父に反撃したのが良かった。

クズ親父が去って抱き合う二人。ああ美しきBL友情かな。眞己の消え入りそうな「ありがとう柊真…ありがとう…」が心に残りました。声優さんすげえ。

いやークズ親父が出てくるシーンは見ててハラハラしましたね。このアニメ今まで見てきて斜め上のけっこうエグいことやるので取り返しのつかないことがいつか起こりそうで怖い。今回ついに殺すという穏やかではない言葉が出てきてしまったので今後が心配になります。クズ親父問題をどこに着地させるかは脚本の腕の見せ所ですね。

気になったのは今回判明した、母親がクズ親父が来るのを知っていて金を用意していたという事実。どういう状況なんだ。息子が殴られてるのは知らないんだよね。なんとかならないのか。振込とかじゃだめなのかな。

Bパートでは凜太朗も抱えていたものを吐き出す。先週からずっと曇った表情してましたもんね。眞己と比べ副部長としてソフトテニス部のみんなの役に立っていない自分が許せない凜太朗。赤子のころ養子として今の両親に引き取られた自分の存在に価値を見出せないでいます。望まれて生まれたわけじゃない、厄介者だったんだと。

眞己に今のこと絶対言うなよ、というのは実の父親から暴力を受け続けている眞己の現状を柊真が知ってしまったから。血のつながりがないにもかかわらず愛情を注いで育ててくれる両親なんて眞己や柊真からすれば“羨ましい”ことなのでしょう。誰から生まれたからとか、そんなの関係ない! 柊真の熱いセリフが刺さりますね。

凜太朗が心情を吐露するシーンは正直うるっときてしまった。彼が今回戦術をまとめたノートを用意してたり、3話で樹をフォローしたりちゃんと副部長としての役割を果たそうとしているのは痛い程わかるのですが、いかんせん眞己が有能過ぎた。実際眞己が入部してから部はポジティブに変わりましたからね。副部長どうなるんだろう。

強豪校との練習試合が迫る中練習に熱が入る部員たち。しかし夏南子がツンデレすぎる。なんで私が日曜日にソフトテニスの試合をわざわざ…なんて言っておいて当日相手校校門前で座っている夏南子かわいい。

ラストは相手校のめちゃくちゃ生意気そうなのが超煽ってきてエンド。イキってんなあ。笑

今回は柊真の熱血で仲間思いなところが随所で見れた回でした。ハグも良かったですね。クズ親父に面と向かって立ち向かい、悩める凜太朗を諭し、試合を控える部員たちにも喝!バックレ部長の汚名返上果たす活躍と言っていいのでは。若干空回ってたのが彼らしい。とにかく熱くて甲鉄城の〇バネリの生駒感MAXでした。柊真はけっこう短気なところもあるのであれだけ煽られた相手に次回どのような試合をするのか見物です。

あと唐突に始まるぽっちゃり生徒会長のエピソードは必要なんですかね。笑
現状ソフトテニス部員と関わりがないキャラクターなのでもっと夏南子を掘り下げてほしい。

変わり始めた弱小ソフトテニス部が強豪校との練習試合でどこまで通用するのか。次回も楽しみです。

©赤根和樹・エイトビット/星合の空製作委員会