今季最大のロマン&飯テロ!リアルファンタジー『空挺ドラゴンズ』で未知の空へ旅立とう!!

今季最大のロマン&飯テロ!リアルファンタジー『空挺ドラゴンズ』で未知の空へ旅立とう!!

『キャロル&チューズデイ』『BEASTARS』と名作を連発するフジテレビ『+Ultra』アニメが今季送り出すのはポリゴン・ピクチュアズ制作のフル3DCGアニメ『空挺ドラゴンズ』。なんとNetflixでは全話一挙配信です。僕はとりあえず第4話まで見てかなり気に入ったので早速見どころを紹介しつつ布教活動をしていきたいと思います。極力ネタバレなしで書きます。

まずは公式本PVをどうぞ↓

『空挺ドラゴンズ』は龍(ドラゴン)を狩る「龍捕り(おろちどり)」と呼ばれる人々を描いたファンタジー。と言ってもファンタジー要素は今のところ龍の存在くらいであとはひたすらリアル路線です。それは物語のメインの舞台となる捕龍船クィン・ザザ号の面々の生活の丁寧な描写を見ても明らかで、この生活感が本作をリアルたらしめる大きな要因だと思います。彼らは掃除するし洗濯するし料理するし酒も飲むし賭けもする。そして地道に働いてます。『 空挺ドラゴンズ 』の登場人物はなにか特殊な力を持った選ばれた人たちではなく、みな僕たちと同じ等身大のリアルな人間なのです。おかげで作品世界への没入感が高い。Netflixでの一気見も効いてますかね。

この世界では龍は非常に価値のある存在で、「龍捕り」は捕らえた龍を薬、油、食用肉として売って生計を立てています。やたらめったら龍を倒して世界を救うとかではなく、生活のため仕事で龍をハントしているのが良いんですよ。『空挺ドラゴンズ』がリアルファンタジーたる所以です。お金に関してもわりとシビアな描写がありり、クィン・ザザ号の厳しい台所事情が伺えます。

そして注目したいのがほぼ毎話ある捕らえた龍を捌いて調理して食べるシーン。これがめちゃくちゃ旨そうなんですよ。飯テロですね。僕は食に関心が高いほうではありませんが、なんかフランス料理みたいなおしゃれな名前がついた旨そうな料理が毎回出てきて腹が減ります。キャラクターと一緒になって「俺にもくれ!」と心の中で叫ばずにはいられない。

物語を紡いでいく捕龍船のクルーも個性があって非常に魅力的。前述した生活感がキャラクターへの愛着につながっていて、なんだか見ている自分も彼らと空を旅をしているような気分になります。ポリゴン・ピクチュアズの3DCGは流石のクオリティ。キャラクターが”生きて”ます。なぜ彼らは船に乗って龍を狩ることを選んだのか、それぞれの理由があるようで、この辺りは今後の話数で掘り下げられていくでしょう。

未知のものに対する好奇心を刺激するロマンあふれるアニメです。空飛ぶ船で龍を狩りながら仲間と旅をする――これだけで心躍りませんか。雰囲気はちょっと初期の宮崎駿作品に似ている気がします。最後まで読んでくれて気になった方は是非見てみてください。面白いよ。

©桑原太矩・講談社/空挺ドラゴンズ製作委員会